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英語専門個人塾で約20年間多くの学生達を指導してきて思う色々なこと
余分な話(1)
公立中学1年生とNew Horizon 、Unit 10 「ナイアガラの滝」を読みました。  
この章の文法Canを解説した後、音読し、個々に訳させ、テキストをいつものように解かせました。
皆勉強だからと、あきらめ顔で解いています。
教科書の文の一部に"That's the Rainbow Bridge. Can we walk across to America? Yes, we can.”
とありました。 そこで、「去年ナイアガラに行って、このRainbow Bridge を歩いて渡ったのよ。」
と言ってみました。 「えー! 歩いて国境を渡ったの?」 と目を見開いて聞いてきました。
さっきまでの顔とは全く違い、興味津々と言う目つきです。
そこで、「橋の中央に国境の線が引いてあったので、その線をまたいで写真を撮ったのよ。
 国境を車で渡ることはあっても、歩いて渡ることは稀だし、ましてまたぐことはないから、印象深かったわ。」
と言うと、「ふーん。 日本では接する国境がないもんな。」と関心を持って聞いてくれました。
英語の文に少しでもリアリティーを、そして関心を持って欲しいので、時々このような余分な話を付け加えます。 
日本人はビザなしでカナダに入国できたのに、一緒にいた中国人はビザなしでは入国ができなかったことや、日本のパスポートの威力を感じたことなど、つい昨日は多めに話してしまいました。
いつもはほんの2~3分ですが、少しでも英語への関心に繋がればと思っているのですが。

英語塾RISE 塾長Mrs.RISE