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英語専門個人塾で約20年間多くの学生達を指導してきて思う色々なこと
新しい Writing ・ Speaking の流れ
英検3級以上に付加された英作文は自分の意見を書く形式となっています。 英検2級の英作に関して前回のブログで既に書きましたが80字~100字で自分の主張を述べるものでした。 一方、TEAP の英作は与えられた長文を読み、それを70字の英語で要約する問題と、英文を読み、200字でその内容を要約し其の上で自分の意見を述べる問題です。 いずれの英作も親世代の日本語を英語に転換する英作とは大きく異なることはお分かり頂けると思います。 採点方法も単に文法・表現の間違いを減点で採点する過去のものと異なり、意見を明確に論理展開できているかなどが主に問われることとなります。

又、Speakingに関しては、英検の場合与えられた絵を解説するなどの面談が主ですが、TEAPになると問題4題あり面談時間が10分もあります。 1つの問題では"There should be more security cameras in public places." Do you agree with this statement? Why or not?  (公共の場に監視カメラをもっと設置すべきである。 という意見にあなたは賛成しますかしませんか。 またなぜですか?) と英語で聞かれ、30秒考えた後に1分で意見を述べねばなりません。 更に "Should advertising for tobacco and alcohol products be banned?" (タバコや酒製品の広告は禁止さえるべきですか?)  と英語で聞かれ自分の意見を述べる試験内容もあります。 英検・TEAP共にディベイトができる学生を求めていることがよくわかります。
 
英語で自分の意見を論理立てて明確に述べるようになるまでにはかなりの時間がかかります。 単に英会話教室で外人と会話が上手に話せるのとは大きく異なります。  センター試験に替わる共通試験の英語問題はどういう問題なのか?国立大学・私立大学独自の試験がどのように変化して行くのか? どの英語外部委託試験が採択されるか等 不明確な点が多々ありますが、上記の様な一つの流れが他の試験内容にも大きな影響を与える可能性が大きいと考えてよいでしょう。 更に、上記実力養成には時間がかかるということを現小学校5年生以下のご父母様には特にお分かりいただきたいと強く思っています。
大学入試外部委託英語試験に TOEIC・TOEFL ?
英語塾RISEの卒業生からたまに連絡がはいります。 大学院に進むにあたり受験を求められる英語の外部試験に関してでした。数年前になりますが、東工大はTOEIC で東大はTOEFLなのだとその時聞きました。   又某医学部に進んだ学生が同じく大学院に進むにあたりTOEFLで一定点以上が求められるとも話していました。 又入社試験でTOEICの点数が求められるのは周知の事実です。 その為に大学入学後はTOEICを学習する学生が多いのはあたりまえです。

しかし大学入試の学部委託試験に TOEIC や TOEFL が選ばれる可能性があるという広告を見るにつけ本当?と思えてなりません。  TOEICは社会人向けの試験である為、「債権・営業企画課」など学校では学習しない単語が散在しています。 以前私自身TOEICを試験場に出向き受けたことがありますが、社会人を多く見た記憶があります。 これで学生の実力が正しく測れるか疑問でなりません。  TOEIC BRI1DGEはありますが、これでは易しすぎ能力のある人を選びだすことができません。 一方TOEFLは難し過ぎです。 上記のように大学院入試にはよいでしょうが、大学入試には不向きに思えます。

TOEIC やTOEFL が多くの中の一つとして選ばれる可能性はありますが、高校生に取って最適とはどうしても思えません。 はて、どれが選ばれるのでしょうか?  会場数・費用などの考慮も必要でしょうが、早い結論が待たれます。
TEAP
上智大学を主に私大入試の際受験するTEAPという4技能を問う英語の試験があります。  高校3年生の7月から受験可能で、その時点で高得点が取れれば、それ以降は他教科の学習に集中できるという利点もあります。  今年当塾から上智に入学した学生は一般受験でしたが、その学生からの情報によると帰国子女にTEAP受験が多いとのことでした。

昨日日曜日を利用してTEAPを久々解いてみました。  Reading 70分・ Listening 50分・ Writing 70分・ Speaking 10分 で全部で200分(3時間20分)も係りました。 もちろん食事など間に挟みましたが、正直くたびれました。 まずそれが一番の感想です。  しかしTOEICと異なり、学生がいる現在の環境に即した問題ばかりで、実力を問う良い問題だとつくづく感じいりました。 従来の国立大学入試にみられたような 英文和訳・英作文は全くありません。 文法問題もこね回したような問題はありません。 又私大入試の内容一致問題でみられる難解な選択肢もありません。 選択肢ははるかに素直です! それよりは単語・熟語力、速読力が求められています。   又英作は問1では「筆者の要旨を70字で書きなさい。」、問2では与えられたグラフ・表・ニュースを基に書かれた英文の要点をまとめた上で、自分の意見を200字で述べなさい。 という内容でした。 従来のよう日本文を英文に単に転換する英作訓練しかしていない学生の場合、このような小論形式の英作は書けないことだけは明白です。

大学入試において英語は外部試験導入(数年は併用)が決定しましたが、どの試験が導入されるのか、それに準じて各大学実施の受験問題も変化するのかなど不明な点が多くあります。 しかし英検・TEAPから英語指導の姿が見えるような気がします。 それに向けた対応が求められていると痛切に感じているこの頃です。 



英検の英作文
今年から英検3級に英作文が加わりました。 当塾では英検受験の学生の英作文を個人的に添削指導しています。 昨日英検2級を10月受験予定の学生の英作文を指導しました。 英検の場合は個人の意見を書く英作となっています。  
「今後ますます多くの人がbottled waterを有料で買うと思いますか?」 に対して次のような意見を述べていました。
I don't think so, because I have two reasons. First, it costs us a lot if we buy bottled water whenever we are thirsty. We can drink tap water for free at school, at the station, or at home. Second, tap water in Japan is severely checked, so it is said to be as clean as bottled water. ・・・・
英検では個人の意見を述べる形式なので、学生達の様々な意見を読むことができ添削しつつ思わず笑ってしまう若者ならではの発想もあります。 従来の英作の場合、単に日本語を英語に転換する英作で、文法・表現を減点法で採点します。  一方英検の英作は論理だって意見を述べているかどうかが採点の重要な要素となります。 ものを言う日本人を育成するために良い問題だと感じつつ添削指導しています。