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英語専門個人塾で約20年間多くの学生達を指導してきて思う色々なこと
英検の英作添削
共通テストが終わったと思ったら、来週は英検があります。  今回も英検2級・準1級の受験者が多くいるため、その英作添削に追われています。  上位級ならではの表現に書き換えさせたり、論理展開を明確にさせるように心がけています。  

昨日添削した英作は 「親は子供に家事のお手伝いをさせるべきか? 」との英作でした。  「今の子供たちは忙しすぎる。 又 上手にできない場合、親はストレスを感じるはずであり、必ずやり直すから、無駄である。  よって子供には手伝いをさせない方がよい。」
という意見がを書かれていました。  あまりに素直な意見であったので、思わず吹き出しながら楽しく添削をしていました。 

添削をしていると、本当にいろいろな意見が書かれており、面白いです!!  だから手間がかかってもやれるのでしょう。
初めての共通テスト
早速、共通テスト英語問題を解くてみました。 そして次の事を特に感じました。

①  文法・発音・英作は施行問題通りなかったが、試行より英文の量が多い!
②  意見の中で  事実と その人の意見を 見分ける問題があり、予想外だった。
③  リスニングの問3以降では、英文が1回しか読まれなかったので、正解率が落ちるだろう。
④  リスニングが100点となり、リーディングとの比率が1:1になったので、リスニングで差がつくだろう。


リーディングではスマホやメール問題が出題され、英文量・問題量が多い為、かなり早い速度で読み、解かねばなりません。 表やグラフを即時に理解せねばならず、多少問題慣れが必要となるでしょう。  リスニングにおいては、英語授業に対しての質問がありますが、授業内容自体は英検準1級の方が難しいとおもいます。 準1級で準備しておけば聞き取ることは可能でしょう。  SNSを利用して英語を読み、聞き、与えられた情報処理をて早い速度で行いつつ、現代を生きる力をためしているなとつくづく感じました。

共通テストで文法・英作がなくなった分だけ、私立大学入試では文法・英作が増えるのでしょうか、それとも減るのでしょうか? 今後注視していきたいところです。

コロナ禍に加えて、現高校3年は外部英語試験導入に揺れた大変な学年でした。 更に共通テストの過去問題のない中、どれほどのプレッシャーだったことかと思います。 受験生たちが 今後の大学入試において、実力を発揮してくれることを願ってやみません。 
、頑張れ!

リスニング
共通テストが間近にせまってきました。 英語に関してはリスニングで差が出るだろうと感じています。 センター試験と異なり全く文法や発音・会話問題がなく、ただただ長文を読み続けますが、それほど難しくはありません。 ただ、ご承知のようにリスニングの比率が急に高まったので、十分に対応できていない学生もいる事でしょう。  現在の高校1年・2年にはリスニングは早めに始めるように指示しています。 スマホに入れて通学の電車の中などを利用すると便利です。  細切れの時間を利用して気軽に聞く癖をつけるのが一番でしょう。  リスニングは勉強ではないから、楽しみたいものです!